
答えを探し続けた先に、答えはなかった。
毎日、お疲れ様です。
もしかしたら、こんな感覚に覚えがあるかもしれません。
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やるべきことは終わらない。でも、何かが足りない
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「正しい選択」を探しているうちに、自分が何を望んでいたのか分からなくなった
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効率化の先に、虚しさがある
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スケジュールが埋まっていないと、落ち着かない
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「元気になる」「ワクワクする」という感覚を、最後に感じたのがいつか思い出せない
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身体の声を、ずっと無視してきた気がする
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このまま同じことを続けることに、漠然とした限界を感じている
もしこれらに一つでも心当たりがあるなら。
それは「答えが見つからない」のではなく、「問いが間違っていた」のかもしれません。
本当に必要なのは、新しい答えではなく、新しい問いと出会うことかもしれません。

思考を手放し、身体で感じる時間。
「どうすればいいか?」から、「どう在りたいか?」へ。
その転換のための、3つの入り口があります。
農(-nou-)
土を耕す。草を抜く。種を蒔く。
計画も目標もない時間の中で、思考が止まっていく。
これは作業ではなく、動く瞑想です。

禅(-zen-)

座って、呼吸する。浮かんでくる雑念を、ただ眺める。
誰も答えを要求しない。評価もされない。
その安心の中で、内なる声が聞こえ始めるかもしれません。
食(-shoku-)

自分で採った野菜を、自分で調理する。
火を囲み、仲間と語る。
「元気になるか、ワクワクするか」—身体が教えてくれます。
これらの体験を通じて、何かが少し変わり始めるかもしれません。
答えは出ないかもしれない。でも、問いが変わるかもしれません。
それが、メタモルフォー禅と呼ばれる旅です。
2泊3日。トロトロに溶け始める、最小限の時間。
メタモルフォー禅の舞台は、福井県勝山市。
豊かな自然と美しい里山が残るこの場所は、日常から一時的に離れるための「境界空間」です。
ここでは、Wi-Fiの電波よりも、土の匂いや水の冷たさが、大切な情報になります。


2泊3日という時間。
これは、長すぎず、短すぎない、絶妙な長さです。
一日目で思考が止まり始め、二日目で身体が目覚め始め、三日目で、何かが少し変わり始める。
それは、zenschoolを主宰する三木康司・宇都宮茂が、14年間で200名以上の変容を見守る中で見出した、
「トロトロに溶け始める」ために必要な、最小限の時間です。
「トロトロに溶ける」とは:
青虫は、そのまま大きくなっても蝶にはなりません。
さなぎの中で一度トロトロに溶けて、初めて蝶になります。
人も同じかもしれません。
今までのやり方を続けたまま、新しい自分にはなれない。
一度、意味もない状況に身を置いて、脳がとろけるような時間が必要なのかもしれません。
それは、計画していたら辿り着けない場所への旅です。
引用:
「品川駅を歩く人々の足音が、まるで機械のように聞こえた。
ザッ、ザッ、ザッと。
あの無機質な世界から、有機的な生命力を取り戻す場所が必要だと思ったんです。」
― 三木康司(zenschool主宰)

農・禅・食。三つの入り口から、一つの中心へ。
「どうすればいいか?」から、「どう在りたいか?」へ。
その転換のための、3つの入り口があります。
農(-nou-)
土との対話
鍬を握る。土を耕す。種を蒔く。
汗を流すうちに、いつの間にか、頭の中が静かになっている。
これは「作業」ではなく、「瞑想」です。
効率も成果も求められない時間の中で、身体だけが動き、思考が止まる。
土には不思議な力があります。
触れているだけで、何かが溶けていく。
力を入れすぎると土が固まり、緩めると柔らかくなる。
その感覚が、そのまま自分の心に響いてくる。
農業指導は、IT業界から福井へ移住した手塚徹が担当します。
彼自身が「Doing」から「Being」へと移行した実践者として、土の上での気づきを、共に探求します。

禅(-zen-)
自己との対話

朝の空気の中で行う坐禅。
夜、焚き火を囲んでの対話。
何も達成しなくていい。
誰とも比べなくていい。
ただ座って、呼吸して、浮かんでくる雑念を眺める。
雑念は、邪魔者ではありません。
それは、あなたの無意識からのメッセージかもしれません。
判断せず、ただ観察する時間の中で、内なる声が、少しずつ聞こえてくるかもしれません。
zenschoolを主宰する三木康司・宇都宮茂が、心理的に安全な場をファシリテートします。
彼らは14年間で200名以上のイノベーターの変容を見守ってきました。
その経験から、「答えを教える」ことの無力さと、「問いを育てる場」の力を、深く理解しています。
食(-shoku-)
仲間との対話

採れたての野菜を、自分たちの手で調理する。
シンプルな味付けで、素材の味を感じる。
同じ釜の飯を食べることで、自然と言葉が生まれていきます。
役職も肩書もない、一人の人間として。
「身体が元気になるか、ワクワクするか」—
その感覚を、言葉にしてみる。
他の人の言葉を聞いて、自分の感覚を確かめてみる。
利害関係のない仲間との時間が、あなたの問いを、少しずつ育てていきます。
5名という人数は、一人ひとりの声が確実に聞かれ、かつ多様な視点が交わる、ギリギリの人数です。
もし、あなたの中で何かが変わり始めているなら。
メタモルフォー禅は、すべての人のための場所ではないかもしれません。
でも、もしこんな感覚があるなら、訪れてみる価値があるかもしれません。
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日々、頭をフル回転させて働いているけれど、最近「何がしたかったんだっけ?」という問いが浮かんでくる方。
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「タイパ」「コスパ」という物差しだけでは測れない何かを、探し始めている方。
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起業、独立、地方移住—新しいライフスタイルを考えているけれど、「何が正解か」ではなく「自分はどう在りたいか」という問いに向き合いたい方。
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理論や理屈はもう十分。身体で「実感」できる、本物の体験を求めている方。
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やりたいことが見つからないのではなく、やりたいことを感じる感覚そのものが鈍っているかもしれない、と思い始めた方。
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利害関係のない、本音で語り合える仲間と出会いたい方。
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会社の外に、心から信頼できるコミュニティを持ちたい方。
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そして何より—答えを急がずに、問いと過ごす時間を持ちたいと思っている方。
締めくくり:
これは、zenschoolを主宰する三木・宇都宮が、14年間で200名以上の変容を見守る中で確信したことです。
本当に大切な変化は、新しいスキルを学ぶことからではなく、自分の中に眠っていた「問い」と再会することから始まる、と。

問いが、少し変わった。
参加者の体験は、一人ひとり異なります。
ここでは、いくつかの声を紹介しますが、これが「正解」でも「期待値」でもないことを、先にお伝えします。
声1:
「答えは出なかった。でも、それでよかった」
正直、最初は期待していました。「何か見つかるんじゃないか」って。でも、2日目の夜、焚き火を見ながら気づいたんです。答えを探すこと自体が、自分を追い詰めていたって。
「何がしたいか分からない」—その状態を、初めて許せた気がします。問いが変わった、というか、問いと友達になれた感じ。東京に戻ってからも、その感覚は残っています。
— 42歳・コンサルタント
声2:
「土を触っていたら、涙が出た」
なぜ泣いたのか、今でもよく分かりません。ただ、土を触っていたら、何かが溢れてきて。言葉にならないけれど、身体が何か言いたがっている感じでした。
帰ってから、10年悩んでいた決断が、すんなりできました。頭で考えたわけじゃない。ただ、身体が「こっちだ」って教えてくれた感じです。
— 48歳・事業部長
声3:
「やっと、立ち止まれた」
「みんな走ってるのに、自分だけ止まっていいのか?」ってずっと思ってました。でも、ここでは止まることが許された。いや、求められた。その安心感が、何より大きかったです。
答えは見つかってません。でも、焦らなくなりました。問いを育てる時間が必要なんだ、って腑に落ちた感じです。
— 36歳・エンジニア

締めくくり:
これらは「成功事例」ではありません。
ただ、その人にとっての「始まり」です。
あなたにとっての始まりが、どんなものになるか—
それは、来てみないと分かりません。
三人の実践者が、場を整えます。
メタモルフォー禅に「講師」はいません。
いるのは、同じ道を少し先に歩いている「伴走者」です。
三木 康司
(株式会社enmono 代表 / zenschool主宰)
14年間、200名以上のイノベーターの変容を見守ってきました。その中で確信したのは、「答えを教える」ことの無力さと、「問いを育てる場」の力です。
私自身も、答えを探し続けた時期がありました。でも、問いが変わったとき、世界が変わりました。その体験を、場として提供しています。
宇都宮 茂
(株式会社enmono 取締役 / zenschool主宰)
テクノロジーと人間の関係を探求してきたエンジニアです。AI時代だからこそ、「Doing」ではなく「Being」が問われる—その確信のもと、三木と共にzenschoolを主宰しています。
メタモルフォー禅では、判断のない対話の場を整えます。あなたの内なる声が、安心して響く空間を。


手塚 徹
(農業×IT実践者)
IT業界から福井へ移住し、農業とテクノロジーを融合させる道を歩んでいます。私自身が「Doing」の世界から抜け出し、土の上で「Being」に出会った実践者として、その過程を共有します。
農作業は、最も誠実な瞑想です。効率を求めず、ただ土と向き合う時間を、一緒に過ごしましょう。
補足:「教えない」という姿勢
私たちは、あなたの答えを知りません。
知っているのは、答えが見つかるプロセスだけです。
そのプロセスを、安全に体験できる「場」を整えること—
それが、私たちの役割です。
2泊3日、時間の流れに身を委ねる。
以下は、プログラムの大まかな流れです。
ただし、これは「予定」であって「約束」ではありません。
参加者の状態や天候、その場の空気によって、流れは変わります。
Day 1:溶け始める
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福井到着、場に馴染む時間
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農作業(午後):土との最初の出会い
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夕食準備・共食:自分たちの手で
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焚き火対話:自己紹介ではなく、今の「モヤモヤ」を語る
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夜の坐禅、または自由時間
Day 2:浸る
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朝の坐禅:静寂の中で
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農作業(午前):思考が止まり始める時間
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昼食(自分たちで調理)
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深い対話:「何がしたかったんだっけ?」という問いと向き合う
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夕食準備・共食
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焚き火対話:答えではなく、問いを育てる
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夜:星空、沈黙、それぞれの時間
Day 3:持ち帰る
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朝の坐禅
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農作業(午前):感謝を込めて
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振り返りの対話:言葉にできること、できないこと
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昼食・クロージング
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解散
重要な補足:
スケジュール通りにいかないことが、よくあります。
対話が深まって、坐禅の時間がなくなることもあります。
雨が降って、農作業が散歩に変わることもあります。
それでいいんです。
計画通りにいかないことこそが、「トロトロに溶ける」時間の本質なのかもしれません。
もし、身体が「うん」と言ったなら。
募集要項:
日程: 2026年4月 ●●日(金)〜 ●●日(日)※予定
場所: 福井県勝山市(詳細は参加者にご連絡します)
定員: 5名
参加費: 400,000円(税別)
※宿泊費、食費、プログラム費込
なぜ5名なのか:
心理的に安全な場を創るには、人数が重要です。
5名は、一人ひとりの声が確実に聞かれ、
かつ、多様な視点が交わる、ギリギリの人数です。
これは、zenschoolが14年間の実践で見出した、変容のための最適な人数です。
募集人数:5名、最小開催人数:3名
FAQ:
Q. 農業経験がまったくありませんが、大丈夫でしょうか?
A. 経験は一切不要です。「上手にやる」ことが目的ではなく、「無心になる」ことが目的ですから。むしろ、初めてだからこそ、新鮮な気づきがあるかもしれません。
Q. 答えが見つからなかったら、どうなりますか?
A. 答えが見つからないことは、失敗ではありません。答えを急がずに、問いと過ごせたなら、それは成功です。多くの参加者が、帰ってから数週間、数ヶ月後に「何かが変わった」と感じています。
Q. 宗教的な要素はありますか?
A. 坐禅は禅仏教の実践ですが、宗教的な勧誘や信仰の強制は一切ありません。あくまで「技法」として、内省を深めるために用いています。
Q. 一人で参加しても大丈夫でしょうか?
A. ほとんどの方が一人で参加されています。むしろ、普段の人間関係から離れた方が、深い内省ができるかもしれません。初日は緊張されるかもしれませんが、2日目には自然と打ち解けていきます。
Q. 参加を迷っています。どう決めればいいでしょうか?
A. 頭で考えて決めないでください。この文章を読んで、身体が何と言っているか—それを聞いてみてください。「うん」という感覚があれば、それがあなたの答えです。「まだ分からない」なら、それも答えです。無理に決めなくて大丈夫です。
Q. zenschoolとの違いは何ですか?
A. zenschoolは7ヶ月かけて、内なる問いを深く探求する長期プログラムです。メタモルフォー禅は、その思想を2泊3日に凝縮したリトリート。zenschoolへの入り口として、あるいは単独の体験として、どちらでも参加できます。
問いが、あなたを待っています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もしこのページを読んで、あなたの身体が少しでも反応したなら。
頭ではなく、肚の辺りが「うん」と言ったなら。
それが、あなたの答えかもしれません。
私たちは、小さなオンライン説明会からこの旅を始めます。
なぜ今「メタモルフォー禅」なのか。
そこで何が起こるのか。
どんな人たちが集まるのか。
まずは気軽に、話を聞きに来てください。
画面越しではありますが、そこには新しい風が吹いているはずです。
走るのをやめて、立ち止まる勇気。
みんなが走り続ける中で、あなただけが止まる。
その2泊3日が、人生を変えるかもしれません。
元気になるか、ワクワクするか—その感覚を頼りに。
答えのない探求の中に真の発見を求める仲間たちが、福井であなたを待っています。
※まずは話を聞いたあと、ゆっくり考える時間があります。基本的な説明はしますし、疑問にはお答えしますが、勧誘はいたしません。 頭ではなく、肚で決めていただきたく思います。
このプログラムは、zenschoolの思想に基づいています。
https://www.zenschool.jp




