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ワクワクトレジャーハンティングチャート

​マインドフルネス瞑想を用いた発想法(ワクワク・トレジャーハンティングチャート)

 ワクワクトレジャーハンティングチャートとは、

「zenschool(マイクロモノづくり講座)」の中で、新規事業創造の

過程で生み出されたツールで、これまでに数々の新規事業を

生み出してきた、きわめてシンプルでかつ強力なツールです。

 

 人間には、本来「ワクワク」する心が備わっています。

 これまでの右上がりの経済的成長を前提としたビジネスでは、

自分が「ワクワク」することをビジネスとすることはある種のタブーと

されてきました。

 

 なぜならば、個別の個人のワクワクを取り組むより、分かりやすい

ニーズに対して、会社全体としてモノづくりやサービスの構築をした

ほうが効率良く、製品が生み出せ、大きな売り上げにつながったから

です。

 

 それぞれ個人の感じる「ワクワク」を追求する事は、趣味の領域として、

ビジネスとは違ったカテゴリーに追いやられたのです。

 しかし、世界の経済の流れは変わりつつあります、特に日本を代表とする先進国においては、「モノ」や「サービス」が満ちあふれています。

 

 これまで、「頭の良い」一部の人間が企画したり、計画した製品やサービスを、組織的に生産し販売する事は、革新的な製品やサービスにつながることが少なくなり、ビジネスの成功にもつながりにくくなってきています。

 

 むしろ、そのような製品開発の仕方は、「会社」という大きな組織の中で、納期や予算にがんじがらめにされた技術者・開発者が非常に強いプレッシャーの下で生み出した製品は、知らず知らずのうちに、「イヤイヤ」のマイナスのオーラーを含んだ製品になってしまったのです。これが、今の日本の製造業が「ワクワク」のオーラーを身にまとったすばらしい製品を生み出せない大きな理由だと考えています。

 それぞれの個人が心から「ワクワク」する本当にやりたことを、自社あるいは自分の持っている技術で製品化することによって、ずっと情熱を傾けることができる、持続可能な製品開発をおこなうことができるのです。それは、「ワクワク・トレジャー・ハンティングチャート」の秘密なのです。

ワクワクト・レジャーハンティング・グチャートは非常にシンプルです。

 

 これが、すばらしい製品やサービスを生み出すチャートとは信じられないというほどシンプルなチャートです。

チャート書き方のコツ

 ●まず最初に左側に自分がワクワクすること、趣味などを付箋などに書きだしてみる。(個数は限定しない)

●書き出したワクワクの中から上位3つに絞り込む

●本当の「ワクワク」とは、誰が止めても、止めることができないほどの情熱をかたむけられる自分の「心の叫び」である。

●うまく取り出せない場合は自分が10歳の時の夏休みになににワクワクして遊んでいたのかを思い出してみよう。

●上記を念頭に、書きだしたワクワクが「つくられたワクワク」なのか、本物の「ワクワク」することなのかを検討してもう一度確認してみる。そして、本当のワクワクのみを残す。

●次に、自社の持つ、もしくは自分個人の持っている技術・技能を書き出してみる。(個数は限定しない)

●次に、それらの中から上位3つに絞り込む。

●3つに絞り込んだ、技術・技能をのチャートの横軸に書き出してみる。

●取り出した「ワクワク」から水平に横線を引いてみる。 自社・自分の技能・自分の能力から線を上方向に引いてみる。

●「ワクワク」と、自社のもつ技術、自分の持つスキルに複数の「交点」が生まれる。それらの交点を1点1点確認してみる。

●それぞれの交点から生み出される商品、サービス、事業を1点1点検討してみる。実現可能性をみるのではなく、どの点が1番ワクワクするのかということを確認してみる。

●複数の交点の中で、最も自分の心が最も「ワクワク」する1の交点に、自社製品、自分の事業になる「宝」が埋まっている。

●その交点から生み出される可能性のある、自社商品、自社サービス、事業を文章で簡単に書きだしてみる。

●チャートを書くときは、手書きで、ボールペンや、シャーペンなどよりも、筆ペンや毛筆などがオススメ。

​瞑想を用いて生み出されたマインドフルビジネス事例

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